カモメはどこにいる?
インターネット・バードソンは約2週間の期間にフィールドノートに登録した野鳥の種数を競うスポーツです。観察種数はWebサイトで1時間ごとに更新されます。
すべての野鳥が記録対象ですが、毎回テーマを決めて記録の分析をします。カモメ類の多くは冬に日本の沿岸にやってきて、内陸の河川湖沼でも見られます。しかし全国の分布や数がまとめられたことがなく、「よく見かけるけど記録されてない鳥」のようです。各地でユリカモメが減少しているとの報告もあり、生息状況の把握が急がれます。
このイベントは終了しました。バードリサーチニュースに結果報告を掲載しています。
種数と順位
2022年 お正月インターネット・バードソン賞品
バードソン参加者の皆さんに素敵な参加賞をご用意しました。各賞には、賞品を提供して下さった方のお名前を冠しています。賞品申し込みの受付は終了しました。当選のお知らせは、発送をもって代えさせていただきます。
BIRDER賞
フィールド図鑑 日本の野鳥(第二版)
日本の鳥658種(外来種22種を含む)を掲載したイラストによる識別図鑑。雌雄や齢、季節による羽衣の違い、飛翔や特徴的な生態を精細なイラストで紹介。類似種との識別や行動・習性など解説も充実。初版から160㌘も軽くなり携帯性が大幅に向上。200点以上のイラストを差し替え・追加し、よりフィールドで使いやすくなったイラスト野鳥図鑑の決定版。[解説文は文一総合出版ホームページより一部流用]
嶋田哲郎 賞
カモ学講座
カモ科(カモ、ガン、ハクチョウ)ぜんぶを解説した書籍です。特定の種に関する本はありますが、分類群の解説書は珍しいでしょう。冬のバードウォッチングに向けて幅広い知識を仕入れておきたい方におすすめです。採食、繁殖、渡りなどについての研究成果が紹介されていて、これまでに衛生追跡された日本のカモ科の渡りルート地図が数多く掲載されているのが面白いです。保全に関する章では著者のフィールドである伊豆沼・内沼周辺でガン・ハクチョウが起こす食害対策の研究や、鳥インフルエンザと給餌にまつわる問題などが語られて、カモ科を取り巻く社会問題にも詳しくなれます。
箕輪義隆 賞
新 海鳥ハンドブック
日本近海で記録のあるミズナギドリ類、アホウドリ類、ウミスズメ類、トウゾクカモメ類などに、今後飛来が期待される未記録種を加えた92種の海鳥を精密なイラストで紹介。成鳥、若鳥、幼鳥、雌雄、生殖羽、非生殖羽など羽衣のバリエーションも豊富に掲載。海鳥図鑑の決定版。[解説文は文一総合出版ホームページより一部流用]
重原美智子 賞 A
わたり鳥の旅
鳥たちの渡りのルートを、イラストで表現し、そこに暮らす生きものたちといっしょに旅をしているように感じる絵本です。鳥たちの旅は、まだまだわからないことばかりです。それでも近年は、科学の発達にともなって小型の送信機と人工衛星をつかって渡りのルートを調べることができるようになりました。この絵本は衛星追跡調査の黎明期の記録で、樋口広芳先生の20年間におよぶ研究で明らかになった、コハクチョウ、マナヅル、ハチクマの旅の様子が紹介されています。
重原美智子 賞 B
イラスト原画「ツバメ青空飛翔」
重原美智子さんが描いたツバメのイラストです。
大きさ:227mm×158mm
画材:アクリル絵具、水彩
黒沢令子 賞
動物行動学の観察入門
黒沢令子さんが翻訳された2名の方に差し上げます。
バードリサーチ 賞 A
鳥類繁殖分布調査の報告書
2名の方に差し上げます。
バードリサーチ 賞 B
身近な野鳥図鑑
掲載されている200種すべてに「さえずり検索」webサイトで鳴き声を再生するQRコードが付いています。
バードリサーチ 賞 C
バードリサーチ特製野帳
インターネット・バードソンの全国順位トップ10に入られた皆さんに差し上げます。