2024年お正月インターネット・バードソンは終了しました。次回は5月に開催します。
ンターネット・バードソンは約2週間の期間にフィールドノート(Ver2・3どちらでも利用可能)に登録した野鳥の種数を競う競技です。観察種数はWebサイトで1時間ごとに更新されます。
参加方法
参加申し込みは必要ありません。期間中にフィールドノートに野鳥を記録するだけで、インターネット・バードソンに参加できます。フィールドノートの使い方はこちらをご覧ください。
2024年1月1日~1月14日にバードウォッチングをする。
観察した野鳥をフィールドノートに記録する。(1月14日までの観察記録を15日深夜24時まで受け付けます)
自分の順位を見る。
カモのオスとメスの数を記入してください
昨冬のインターネット・バードソンから引き続いて、カモの性比を調べます。昨冬(2023年正月)のバードソンで集まった記録では、いずれの種もオス率の中央値が50 ~60%くらいで、いちばんオス率が高かったホシハジロでは約70%にもなりました。カモ類は生まれたときは雌雄同数ですが、メスは子育てをするせいで天敵に捕食されやすくなる結果、オスの数の方が多くなっているようです。ホシハジロは国内の越冬数の減少が著しい種で、同様に減少傾向にあるヨーロッパでもオス率が高くなっています。日本の越冬地と中国北部からロシアにかけての繁殖地の両方で環境が悪化している可能性があるため、今後も注意が必要です。2023年お正月バードソンの結果報告をご覧ください。昨冬のバードソンのテーマだったトモエガモとコブハクチョウの調査についても、それぞれWebサイトで報告しているのでご覧ください。
2023年お正月バードソンで分かったカモの性比。
カモのオス・メスの数はフィールドノートの詳細情報に記入できます。
インターネット・バードソン賞品
バードソン参加者の皆さんに素敵な参加賞をご用意しました。各賞には提供して下さった方のお名前を冠しています。当選は発送をもって代えさせていただきます。どうぞ、おたのしみに。
BIRDER賞
増補改訂版 羽根識別マニュアル
全国順位トップ10位以内の方から抽選で1名。
全315種を掲載。羽根収集のノウハウもていねいに解説 絵解き検索、羽根図鑑、顕微鏡観察の3つの方法で羽根の識別を解説するマニュアル本の増補改訂。羽根図鑑では身近な種から離島の固有種、外来種まで50種以上の鳥の羽根を追加。顕微鏡観察では日本産のすべての目を掲載。さらに羽根コレクションに必要な収集〜洗浄〜保管〜撮影のノウハウを写真付きでていねいに紹介した。[解説文は文一総合出版ホームページより流用]
旬の鳥、憧れの鳥の探し方(1名)
「鳥を見に行きたいけど、どこにどんな鳥を見に行けばよいのか、旬の鳥がわからない」「人生で一度は見てみたい憧れの鳥。どうしたら出会えるのか見当がつかない」そんなバードウォッチングの悩みに本書が応えます。著者はお目当ての鳥を見つけて、お客様に見ていただくバードツアーの仕事に携わって20年以上になる経験豊富なプロバードガイド。各月の旬の鳥を紹介し、多くのバードウォッチャーのお目当てである憧れの鳥の探し方を詳しく解説。[解説文は文一総合出版ホームページより流用]
川上和人賞
無人島、研究と冒険、半分半分 (3名)
南硫黄島は海鳥の楽園です。この島には人が住んだことがなく、原生の自然が保たれています。そのおかげで島にはクロウミツバメやアカアシカツオドリなど多数の海鳥がところ狭しと繁殖しています。この島の研究と冒険の調査行を一緒に体験しましょう!
鳥類学者 無謀にも恐竜を語る (2名)
鳥類は恐竜から進化しました。このため最近では、現生の鳥類から恐竜の生態や形態を推定することも珍しくありません。本書では鳥類学者の視点で恐竜の生活を想像してみました。恐竜を知れば、きっと鳥の新たな側面が見えてくることでしょう。
大橋マミ子賞 (ABCセットを各1名)
大橋マミ子さんデザインの、かわいいポストカードとマスキングテープのセットです。
マスキングテープ
Aセット
Bセット
Cセット
野鳥の会滋賀賞
2024年 野鳥カレンダー(5名)
野鳥の会滋賀が制作した野鳥カレンダーです。2023年の初認情報も含め、滋賀県内の野鳥観察情報を掲載しています。A3二つ折りサイズです。
バードリサーチ賞
みんなが知りたい!日本の野鳥(2名)
バードリサーチのスタッフが執筆した野鳥図鑑。さえずり検索で公開しているのと同じ音源に二次元バーコードでアクセスできます。
親子で観察する身近な生きもの図鑑(1名)
野鳥、昆虫、両生は虫類から魚類まで、人が住んでいる近くで見られる生きものの図鑑です。さえずり検索で公開しているのと同じ音源に二次元バーコードでアクセスできます。
シマアオジのトートバッグ(1名)
ミャンマー開催したシマアオジの越冬地調査・保全のワークショップで作成した、幅33cmx深さ37cmのトートバッグです。
バードリサーチ特製野帳(5名)
電子のフィールドノートでバードソンをすると、紙のフィールドノートが当たります。今年はシロチドリが表紙です。